米サークル、バイビットと「USDC」の収益分配契約を締結か=報道

ステーブルコイン発行会社CircleがBybitと収益分配契約を締結

米国上場のステーブルコイン発行会社サークル(Circle)が、世界第2位の海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)と密かに収益分配契約を締結したと「米コインデスク(Coindesk)」が契約の詳細を知る2名からの情報として7月10日に報じた。

サークルは既に、米ドル建てステーブルコイン「USDC」の裏付け準備金から得られる利回りの50%を、米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)と分配する長年の取り決めを結んでいる。

バイビットとの契約の詳細は不明だというが、サークルがコインベースやバイナンス(Binance)と契約した取り決めでは、プラットフォームに準備金利息の一部を提供することと引き換えに「USDC」の採用を促進することになっているとのことだ。

報道では「相当量のUSDCを保有している取引所はサークルと契約していると考えるべきだ」と関係者が述べたと伝えられている。

なおサークルは7月9日、海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKXと、米ドル建てステーブルコイン「USDC」および米ドル(USD)の流動性向上を目指して提携したことを発表している。

参考:コインデスク
画像:iStocks/Priyanka-Naskar

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あたらしい経済 編集部

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