MetaMask、ソラナ(SOL)のネイティブ対応開始

MetaMaskがソラナにネイティブ対応

web3ウォレット「メタマスク(MetaMask)」のブラウザ拡張機能版「MetaMask Extension」において、ソラナ(Solana)ネットワークのネイティブ対応が開始した。メタマスクのブログにて5月27日に発表された。なおモバイルアプリ版でも数週間以内の対応が予定されている。

これまで「メタマスク」はEVM(イーサリアムバーチャルマシン)に対応したブロックチェーンにのみ対応していたが、今回初めてEVM非対応のチェーンにネイティブ統合した。

今回の対応により、「メタマスク」でソラナ基盤のトークンの送受信やスワップ(交換)、ブリッジ、購入ができるようになった他、ソラナの分散型アプリケーション(Dapps)にも接続可能になったという。

なお「メタマスク」でソラナネットワークを使用するには、「MetaMask Extension」を最新版のv12.18にアップデートする必要がある。

同バージョンであれば、「MetaMask Extension」の立ち上げ時にソラナ対応の通知が出るようになっている。

なお「メタマスク」上で新たなソラナアカウントを作成するか、既存のアカウントをインポートすることで利用が可能となっている。

また発表によると、EVM非対応のチェーン対応は今後数カ月かけてさらに追加されるとのことだ。

今年2月に公開された「メタマスク」のロードマップによると、今年の第3四半期にビットコインのネイティブ対応が予定されている。 

参考:メタマスク
画像:iStocks/royyimzy・dalebor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。