米コインベース、「00Token(00)」上場へ

米コインベースが00を上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)に、暗号資産ゼロゼロトークン:00Token(00)が上場することが10月12日発表された。

00は「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、10月11日10:00(PT:太平洋時間)からに取引が開始している。なお日本居住者はサービス提供対象外となっている。

また取引ペアについては、00/USDをサポートすることになっており、段階的に開始されるという。

00は新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象通貨となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

なお今回サポートされる00はイーサリアム(Ethereum)のトークン規格ERC-20で発行されたトークンだ。

ゼロゼロトークン(00)とは

00はクリエイターがトークンを発行できるプラットフォーム「P00LS」のユーティリティトークンだ。元ブラジル代表のサッカー選手ロナウジーニョがソーシャルトークンRONを「P00LS」で発行している。

現在00は、コインベースの他、クーコイン(Kucoin)で取り扱われている。また現在の00の時価総額は約57億円となっている(10/12 コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベース、アバランチのDEX「Pangolin(PNG)」上場へ

米コインベース、豪州ユーザー向けにサービス拡大

コインベース、オランダで暗号資産ライセンス取得

コインベース、web3開発者向けに無料API「Node by Coinbase Cloud」公開

元コインベースのマネージャーの弟、インサイダー取引容疑で有罪認める

デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

#00

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ