オランダ中銀、バイナンスに約4.6億円の罰金支払命令

オランダ中央銀行がバイナンスへ罰金

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、オランダ中央銀行(DNB)より約4.6億円(332.5万ユーロ)の罰金が科されていることが7月18日分かった。

この罰金は、バイナンスがオランダで暗号資産関連のサービスを提供する際に必要である「マネーロンダリング及びテロ資金供与防止法(Wwft)」の登録を完了する前に、同国においてサービスを提供していたことに対して科されたものだ。

DNBは暗号資産サービスプロバイダー(VASP)に対し、2020年5月21日以降から「Wwft」への登録を要求していた。そのため今回バイナンスが登録に違反してサービスを提供していたとする期間は、すくなくとも「Wwft」導入日である2020年5月21日から、DNBによる調査の終了日となる2021年12月1日までの期間だという。

これについて、そもそもDNBは2021年8月18日にバイナンスへ「Wwft」未登録について警告をし、今年4月25日には罰金の支払いを命じていたとのこと。

しかしDNBはバイナンスへの罰金額を5%緩和しているという。その理由はバイナンスが「Wwft」の登録申請を提出したことと、プロセス全体を通じて事業運営について比較的透明性を保っていたことが要因とされている。なお「Wwft」認可については現在DNBが審査中とのことだ。

なおバイナンスはこの罰金支払いに対して、今年6月2日に異議申し立てを行っていたとのことだ。どのような異議があるのかについて、DNBの発表には具体的な記載はない。

今年に入りバイナンスは、欧州地域ではフランス、イタリア、スペインでVASPライセンスを取得している。

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参考:DNB
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Pict-Rider・meshmerize

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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