サムスン、メタバースDecentraland上にバーチャルストア出店

サムスンがDecentraland上にバーチャルストア展開

サムスン電子アメリカ(Samsung Electronics America:サムスンUS)が、メタバースプラットフォームであるディセントラランド(Decentraland)上にバーチャルストアをオープンしたことが1月6日分かった。

ディセントラランドは、イーサリアム基盤のメタバースプラットフォームで、ランド(LAND)と呼ばれる土地で空間が構成されており、ゲーム内通貨である「マナ:MANA」によってランドやアイテムを購入できるようになっている。

今回サムスンUSはランド上に、同社のニューヨークのマンハッタンに実際ある旗艦店をモデルにしたバーチャルストア「Samsung 837X」を期間限定でオープンした。

「Samsung 837X」では、サムスンも出展している米ラスベガスで開催中の「CES 2022(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー:Consumer Electronics Show 2022)」に関するニュースの配信や、サムスンが取り組む植林活動に関する体験が出来るようになっている。

また「Samsung 837X」内で展開されているクエストをクリアし、NFTのバッジを獲得することで、限定のNFTウェアラブルコレクションやライブダンスパーティー参加権の抽選に参加することも出来るとのことだ。

なおNFTバッジの獲得は1月8日19:00(東部標準時)のクエスト終了時までとなっている。

サムスンは年始に立て続けにブロックチェーン関連のリリースを発表している。1月4日には2022年版最新モデルのスマートテレビに、NFTプラットフォームを統合することを発表、5日にはブロックチェーン技術を活用して森林再生プロセスの各段階を検証・追跡し、植林活動の管理を行い、2022年第1四半期末(3月末)までにマダガスカルで200万本のマングローブの木を植えるとしている。

関連ニュース

サムスンUS、カルダノ採用ブロックチェーンで植林活動を管理。veritreeと提携

サムスン、最新型TVにNFTプラットフォーム統合へ

韓国サムスン、ブロックチェーン活用の新サービス「ペーパーレス」開始 

参考:サムスンUS

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ