SKE48のNFTトレカがパレット(PLT)上で発行へ、Hashpaletteとcoinbookが業務提携

Hashpaletteとcoinbookが業務提携

株式会社Hashpalette(ハッシュパレット)が株式会社coinbook(コインブック)と業務提携を行ったことを11月5日発表した。これによりコインブックが発行・販売を行う人気アイドルグループSKE48のNFTトレカが、ハッシュパレットの開発するブロックチェーン「Palette(パレット)」上で発行されることになるとのこと。

発表によるとハッシュパレットはコインブックの運営するNFTマーケットプレイス「NFTex」の開発をサポートする他、音楽・アニメ領域を中心に日本を代表するエンターテイメントコンテンツのNFT化を共同で推進するとしている。

なおハッシュパレットの代表取締役である吉田世博氏のTwitterによると、「NFTex」についても「Palette」ブロックチェーン上に移行するとのことだ。

また両社は今回の業務提携を記念して、coinbookが提供するiOS/Androidアプリ「NFTトレカ」で以前よりSKE48とコラボレーションを行なっていた「NFTトレカ」が無償配布されるとのこと。これまで発売されたSKE48×NFTトレカシリーズの中で使用されていない、未公開カットの「NFTトレカ」が抽選にて配布されるようだ。なお応募方法や具体的なコンテンツは後日NFTトレカTwitterアカウント等で案内があるとのことだ。

なおコインブックが販売するSKE48×NFTトレカは、今年6月よりコインチェックのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」でも取り扱いがある。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

コインチェックNFT、SKE48のデジタルトレカ取扱いへ

SKE48のNFT販売のcoinbook、新たに暗号資産交換業者に認可

ブロックチェーンゲーム「クリプトスペルズ」とSKE48のNFTトレーディングカードのコラボが決定

マンガで解説「NFTとは何?」〜ザ・テクノロジー 2030 より

参考:ハッシュパレット

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ