SBI VCトレード、ステーキング報酬を円ステーブルコイン「JPYSC」で受取可能に

全16銘柄のステーキング報酬が対象

SBI VCトレードが、ステーキング報酬を円建てステーブルコイン「ジェイピーワイエスシー(JPYSC)」で受け取れるサービスを9月2日に開始した。

今回の対応により、VCTRADEサービスで取り扱う全てのステーキング対象銘柄について、報酬の受取方法としてJPYSCを選択できるようになった。

現在、同サービスがステーキングに対応するのは、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)、カルダノ(ADA)、ヘデラ(HBAR)、アバランチ(AVAX)、スイ(SUI)、トンコイン(TON)、ポルカドット(DOT)、ニアー(NEAR)、コスモス(ATOM)、フレア(FLR)、アプトス(APT)、アルゴランド(ALGO)、エックスディーシー(XDC)、オアシス(OAS)の全16銘柄だ。

JPYSCで報酬を受け取るには、VCTRADEサービスのマイページから「ステーキング報酬の受取方法」を変更する必要がある。月末までに設定した内容が、翌月に付与されるステーキング報酬に反映される。

JPYSCで受け取る場合、利用者に配分されるステーキング報酬は、報酬受取日の午前7時時点における同社販売所価格で日本円に換算される。その後、1円=1JPYSCのレートで利用者の口座に付与される仕組みだ。

SBI VCトレードによると、BITPOINTサービスでは、すでにステーキング報酬を日本円で受け取れるサービスを提供している。両サービスの統合にあたり、VCTRADEサービスでも円建てで報酬を受け取りたいとの要望が寄せられたことから、今回の対応に至ったという。

JPYSCは、SBIホールディングスとスターテイル・グループ(Startale Group)が共同開発し、SBI新生信託銀行が発行する、日本円と1対1の価値に連動する信託型ステーブルコインだ。

SBI VCトレードでは、JPYSCと日本円をスプレッドなしで交換できる。ステーキング報酬として受け取ったJPYSCを日本円に交換して出金するほか、その日本円でビットコイン(BTC)やイーサリアムなどを購入することも可能だ。

また、保有するJPYSCを同社へ貸し出し、利用料を受け取る「JPYSCレンディング」の申込受付は7月16日に開始された。実際のレンディングは同月23日から開始され、当初募集は12週間満期、年率3%で提供された。通常時も12週間満期、年率1~3%程度での提供が予定されている。

ただし、現時点でJPYSCの外部への入出庫には対応していない。

参考:SBI VCトレード
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。