ジュピターの「Jupiter Lend」、ビットワイズ起用で機関投資家向けUSDe市場提供へ

ジュピター・レンドで機関投資家向けUSDe市場提供

ソラナ(Solana)上のDeFi(分散型金融)プラットフォーム「ジュピター(Jupiter)」提供のレンディングプロダクト「ジュピター・レンド(Jupiter Lend)」が、エセナ(Ethena)のUSDeに特化したレンディング市場で提供開始された。5月13日にジュピター公式Xアカウントより発表された。

同市場は、暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)との連携により展開される。またレンディングおよび担保インフラにはDeFiプロトコルのフルイド(Fluid)が採用されている。

ジュピターの発表によると、機関投資家向け資産運用会社がジュピター・レンド(Jupiter Lend)の市場をキュレーションするのは今回が初めてだという。なおジュピター・レンドは、ジュピターとフルイドが共同開発するソラナ基盤のマネーマーケットだ。ジュピターによると、2025年8月のローンチ後24時間で総預かり資産(TVL)は5億ドル(約789.5億円)に到達したという。

今回提供される市場は、エセナが発行するUSDe専用のレンディング市場となる。既存のジュピター・レンドの流動性レイヤーから隔離された構造を採用しており、機関投資家規模の資本利用を想定した設計とのこと。

またジュピターは、同市場について数十億ドル規模まで拡張可能な容量を備えていると説明している。

今回の枠組みでは、ジュピター・レンドが市場を提供し、ビットワイズが市場をキュレーションし、エセナが資産を供給し、フルイドがレンディングインフラを運用する構成となる。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。