バックパック、独自トークン「BP」ローンチ。保有者は将来的な株式転換の可能性

BPトークンがTGE

暗号資産(仮想通貨)ウォレットおよび取引所を展開するバックパック(Backpack)が、独自トークン「BP」のトークン生成イベント(TGE)実施および取引開始を3月23日に発表した。

BPはソラナ(Solana)上で発行され、同日よりバックパックの取引所「バックパックエクスチェンジ(Backpack Exchange)」にて取引が開始されている。バックパックはあわせて、BPの割当確認および請求が可能な「アロケーションチェッカー」を公開した。

バックパックは、BPについて、長期ステーキング参加者が、将来的に同社の株式を取得できる可能性のある仕組みの導入を示している。同仕組みでは、トークン保有者がステーキングを通じて、将来的に同社の株式を取得できる可能性があるとしている。

BPのステーキング機能もすでに提供開始されており、専用ページにてステーキングが可能となっている。BPをステーキングすることで、追加のUSD利回りの獲得や取引手数料の割引、入出金手数料の優遇などの特典が提供されるという。またステーキング量に応じてサービス上の利用条件が段階的に変化する仕組みも導入されている。ステーキングに関しては、開始から最初の7日間はいつでもアンステークが可能であり、それ以降は7日間のアンステーキング期間が設けられるとのことだ。

またBPトークンはソラナの分散型金融(DeFi)領域においても流通が開始されている。対応が発表されたプロトコルは、「オルカ(Orca)」、「レイディウム(Raydium)」、「タイタン(Titan)」、「サンライズ(Sunrise)」、「パンケーキスワップ(PancakeSwap)」などがある。またオンチェーンデータ分析ツール「バードアイ(Birdeye)」も、BPの対応を発表している。

暗号資産データサイト「コインゲッコー(CoinGecko)」のデータによると、BPの価格は記事執筆時点で約0.21ドル(約33.3円)で推移している。またBPの現在の時価総額は約5,339万ドル(約84.7億円)、完全希薄化後時価総額は約2億1,358万ドル(約338.7億円)となっている。

なお、創業者やチーム、投資家への直接的なトークン配分は行われていないとのことだ。創業者やチーム、投資家への分配は株式を通じて行われる設計となっている。

トークノミクスについて

総供給量
・10億枚

TGE時流通量
・25%(2億5,000万枚)

TGE配分
・ポイントプログラム参加者:2億4,000万枚(24%)
 
・マッドラッズ(Mad Lads)保有者:1,000万枚(1%)

インサイダー配分
・創業者:なし
 
・従業員:なし
 
・投資家:なし

アンロック(プレIPO)
・割合:37.5%(3億7,500万枚)

・条件:マイルストーン連動(時間ベースではない)
 
・配分先:ユーザー

トレジャリー(ポストIPO)
・割合:37.5%(3億7,500万枚)
 
・状態:IPO後までロック
 
・保有主体:企業バランスシート

参考:バックパック1バックパック2 
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。