カナリーの「ヘデラ(HBAR)」現物ETF、バンガードで取引可能に

Canary HBAR ETFがVanguardで取引可能に

暗号資産(仮想通貨)運用会社カナリー・キャピタル・グループ(Canary Capital Group、以下カナリー)組成の暗号資産ヘデラ(HBAR)の現物ETF(上場投資信託)が、米投資運用会社バンガード(Vanguard)のプラットフォームに追加された。へデラ財団(Hedera Foundation)公式Xより12月2日に発表された。

カナリー組成のHBAR現物ETFの名称は「Canary HBAR ETF」。同ETFはティッカーシンボル「HBR」で、10月27日に米ナスダック(Nasdaq)で取引開始された。12月1日時点における同ETFのNAV(純資産価値)は約18.14ドル(約2,824円)だ。

今回Canary HBAR ETFがバンガードに追加されたことで、投資家は同プラットフォームを通じて同ETFを取引できるようになった。

ちなみにカナリーは11月30日、同社組成のエックスアールピー(XRP)現物ETF「Canary XRP ETF(XRPC)」のAUM(運用資産残高)が、米国上場の他のXRP現物ETFのAUMを合計した額を上回ったと発表。同ETFは、ローンチ以来3億3,600万ドル(当時約523億円)超のAUMを記録し、11月26日時点で米国最大規模のXRP現物ETFとなった。

参考:Canary HBAR ETF
画像:iStocks/olegback・Who_I_am

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

OSLグループとアンカレッジデジタル、米ドル建てステーブルコイン「USDGO」展開へ

デジタル資産(暗号資産)分野特化の香港上場フィンテック企業OSLグループ(OSL Group)と暗号資産カストディ(保管)企業アンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)が提携し、米ドル建てステーブルコイン「USDGO」を展開する予定だ。アンカレッジ・デジタルが12月11日に発表した

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告