SBIがCoinPostの株式51%取得
SBIホールディングスが、国内クリプトメディア「コインポスト(CoinPost)」の株式を51%取得した。
このことは8月22日に大阪で開催された「WebX Fintech EXPO powered by SBI Group」内のSBIホールディングスの代表取締役会長兼社長である北尾吉孝氏による基調講演にて発表された。
コインポストはメディアの他、アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX」を2023年より立ち上げた。なお今年は8月25〜26日にザ・プリンスパークタワー東京で開催される。
今回コインポストの株式を取得したのは、SBIが進めるメディア領域への進出の一環となる。
以下太字、2025.8.22 14:30追記
SBIの発表によると、コインポストのSBIグループ・ジョインの完了は、株式譲渡に必要な諸手続きが履行されることを条件に、2025年10月1日を予定しているという。
なお北尾氏によると、コインポストの他、「新しい学校のリーダーズ」等のアーティストやタレントを抱えるツインプラネットの株式取得予定も講演にて明かした。ツインプラネットが同日に発表したプレスリリースによると、SBIによるネオメディア事業におけるタレント・IPマーケティングの領域において協業すべく、両社は資本業務提携に向けた基本合意書を締結したとのことだ。
SBIは5月19日、ネオメディア生態系の構築に向け、新会社「SBIネオメディアホールディングス」の設立を発表していた。同社では、国内外の有力メディア関連企業・制作会社・芸能事務所とのジョイントベンチャー(JV)設立やM&Aを行う予定だとしていた。
参考:SBI・ツインプラネット
画像:iStocks/ivanmollov・Pict-Rider