ロビンフッド、プロ・大学フットボールの予測市場を提供開始、SUI取扱も

Robinhoodがプロ・大学フットボール予測市場追加

株式や暗号資産(仮想通貨)の取引アプリを提供する米ロビンフッド(Robinhood)が、同アプリ内でプロ・大学フットボールの予測市場を提供開始したと8月19日に発表した。

取引対象はプロのレギュラーシーズン全試合に加え、大学はパワーフォー(Power 4)所属校およびインディペンデント校の試合とのこと。まずは、プロ・大学ともシーズン最初の2週間分の契約が提供されるという。その後は、シーズンの進行に合わせて毎週対戦カードが追加されるとのこと。

この予測市場は現在段階的に展開されており、今後数日以内に利用資格のある全顧客へ提供される予定だという。また同予測市場は、ロビンフッドの先物取引に特化した子会社ロビンフッドデリバティブズ(Robinhood Derivatives)を通じて提供されているとのこと。

パワーフォーとは、大学フットボール(FBS)におけるアトランティックコーストカンファレンス(ACC)、ビッグテンカンファレンス(Big Ten Conference)、ビッグ12カンファレンス(Big 12 Conference)、サウスイースタンカンファレンス(SEC)の4大カンファレンスを指す。またインディペンデント校は、いずれのカンファレンスにも属さず独立して戦うFBS校を指す。

ロビンフッドは3月17日、アプリ内に予測市場ハブを立ち上げたと発表。同日、男女大学バスケットボールトーナメントを対象に加えた。

また予測市場ハブの契約は、中央集権型の予測市場プロバイダーであるカルシ(Kalshi)を通じて米国全土で利用可能だ。カルシは、米商品先物取引委員会(CFTC)規制下の指定契約市場(DCM)として承認されている。

さらにロビンフッドは8月19日、同社提供のロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)アプリで、米国ユーザー向けに暗号資産スイ(SUI)の取扱いを新たに追加したとXで発表した。

参考:ロビンフッド
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。