米サークルとOKX、「USDC」のグローバル流動性拡大で提携

CircleとOKXがUSDC流動性拡大で提携

ステーブルコイン発行企業の米サークル(Circle Internet Group)と海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKXが、米ドル建てステーブルコイン「USDC」と米ドル(USD)の流動性向上を目指して提携したことを7月9日に発表した。

この提携により、OKXの6,000万人以上のグローバル顧客が「USDC」によりアクセスできるようになるとのこと。

OKXのユーザーは同取引所のプロダクトやサービス全体で米ドルとUSDCを1対1で簡単に変換できるようになるという。またOKXは共通の銀行パートナーを通じてオンランプ(法定通貨から暗号資産への変換)・オフランプ(暗号資産から法定通貨への変換)を簡素化し、顧客が取引や決済などに「USDC」をより使いやすくするとのこと。

またサークルとOKXは、「USDC」などのデジタル通貨の利点についてユーザーに学習機会を提供する教育・コミュニティエンゲージメントプログラムでも協力する。この取り組みにより、デジタル資産の理解と普及促進を図るとのことだ。

なおサークルは7月2日、「USDC」保有者が複数のブロックチェーン間でリアルタイムにアクセス可能とするソリューション「サークルゲートウェイ(Circle Gateway)」を発表している。同ソリューションは、7月にアバランチ(Avalanche)、ベース(Base)、イーサリアム(Ethereum)のテストネットでローンチ予定とのことだ。

参考:サークル
画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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