サークルがIPO規模を拡大、評価額は最大72億ドルに

 サークルがIPO申請を修正

ステーブルコイン発行企業のサークルインターネットグループ(Circle Internet Group)が、現在進めている新規株式公開(IPO)申請の修正案を6月2日に提出。目標調達額が引き上げられたことが明らかになった。

米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によるとサークルと一部既存投資家は、当初の1株あたり24~26ドルで2,400万株を売り出す計画から、1株あたり27~28ドルで3,200万株を売り出す計画に修正した。

そして3,200万株のうち、サークルが直接発行する新株は1,280万株で、既存の株主が売却する株は1,920万株となった。

また新株発行数の変更によりサークルのIPOによる調達額は、前回申請時の最大6億2,400万ドル(約900億円)から最大8億9,600万ドル(約1,281億円)に拡大した。

なおこれに伴い、企業評価額は最大67億1,000万ドル(約9,600億円)から最大72億ドル(約1兆293億円)に引き上げられた。

ただしこの額は、サークルが2022年にSPAC(特別買収目的会社)を通じた上場を試みた際に受けた企業価値評価の90億ドルを下回るものとなる。

サークルはニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカーシンボル「CRCL」で上場予定だ。

キャシー・ウッド(Cathie Wood)氏が率いるARKインベストメント・マネジメント(ARK Investment Management)は、サークルのIPOで最大1億5,000万ドル(約216億円)相当の株式を取得する意向を示している。

また米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)が、サークルのIPOで発行される株式のうち10%を取得する検討が進められていることが「ブルームバーグ」によって5月29日に報じられている。

参考:提出書類
画像:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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