GMOコイン、暗号資産6銘柄を取り扱い廃止へ

GMOコインがXEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAの取扱廃止へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、6銘柄の暗号資産の取り扱い廃止予定を5月21日に発表した。

対象となる暗号資産は、ネム(XEM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)だ。

廃止理由は、「グローバルでの流動性不足により当社でのカバー取引やプライス生成の継続が困難な点を鑑み、お客さまに対するサービス提供に支障が生じる可能性があるため」と説明されている。

6月28日には、「販売所」でのBATのサービス終了、「取引所(現物取引)」でのXEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAのサービスが終了となる。

また同日に「暗号資産FX」でのBAT/JPYの新規注文の受付終了、「貸暗号資産ベーシック」でのXEM、BAT、XYM、MONAのサービス終了、そして「預入」にてXEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAの受付が終了するという。

続いて7月28日には「送付」にてXEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAの受付が終了。8月2日には「暗号資産FX」BAT/JPYのサービスが終了するとのことだ。

なお8月2日の取り扱い廃止時点で売却または送付されずに、GMOコインの口座にて保有されているXEM、BAT、QTUM、ENJ、XYM、MONAについては、同取引所が適当と認める時期及び方法において売却し、日本円に換金したうえで、ユーザーの口座へ付与するとのこと。

発表によると現時点では、8月上旬を目処に市場価格で売却することが予定されているというが、詳細については決まり次第通知を行うとのことだ。

GMOコインでは現在合計27銘柄の暗号資産が取り扱われている。

同取引所では現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)、カルダノ(ADA)、メイカー(MKR)、ダイ(DAI)、チェーンリンク(LINK)、FCRコイン(FCR)、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)、アスター(ASTR)、ファイルコイン(FIL)、ザ・サンドボックス(SAND)、チリーズ(CHZ)、アバランチ(AVAX)が取り扱われている。 

参考:GMOコイン

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。