Binance NFT、ビットコインNFT「Ordinals」に対応へ

Binance NFTが「Ordinals」に対応へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)提供のNFTマーケットプレイス「バイナンスNFT(Binance NFT)」が、ビットコインNFT「オーディナルズ(Ordinals)」に対応することを5月8日発表した。

なおバイナンスは「オーディナルズ」対応時期を「間もなく」としている。

「Ordinals」は、ビットコインの最小単位である1satoshi(0.00000001BTC)に通し番号をつけ、ひとつのsatoshiに任意のデータを紐づけるプロトコル。2021年11月に実施されたアップグレードである「タップルート(Taproot)」を経て「Ordinals」は実現した。

「Binance NFT」は今回の「オーディナルズ 」対応により、ビットコインNFTプロジェクトとコラボしていくとのこと。

また「Binance NFT」は、同プラットフォームで開始予定のビットコインNFTプロジェクトによるプライマリーセールに向けて、NFTのエアドロップイベントを行うとしている。

エアドロップイベントにアクセスする為には、今月9日から15日の間にバイナンスのアンケートフォームからフィードバックを送信する必要があるという。「Binance NFT」のユーザーはフィードバックを送信することで、エアドロップを受け取る為のホワイトリストに登録されるとのこと。

「Binance NFT」は「オーディナルズ 」の対応について、「Binance NFT」のマルチチェーンエコシステム拡大に向けた動きと説明している。

Binance NFTとは

「Binance NFT」は2021年にローンチしたNFTマーケットプレイス。「Binance NFT」では取引所「Binance.com」と同じアカウントシステムを採用しており、ユーザーは他の同社サービスと同様にマーケットプレイスを利用できる。

現在「Binance NFT」は、「BNBスマートチェーン(BSC)」、「イーサリアム(ETH)」、「ポリゴン(Polygon/MATIC)」に対応しており、今回の「オーディナルズ」対応は4チェーン目となる。

関連ニュース

参考:Binance
images:iStocks/your_photo・dalebor

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ