NFTプロジェクト「Azuki」の公式Twitterがハッキング被害、現在は復旧

AzukiのTwitterアカウントがハッキング被害

NFTプロジェクト「Azuki」の公式Twitterツイッターアカウントが1月27日ハッキング被害を受けた。なお翌28日にはハッキング被害の報告と、現在はアカウントがコントロール下にあることを「Azuki」は報告している。

ハッキングされた公式アカウントからは、「Azuki」のメタバースプロジェクト「Hilumia(ヒルミア)」のNFT発行イベントを装ったツイートがされていた。

そのツイートには「ヒルミア」の偽NFT発行サイトのリンクが添付されており、そのリンク先にある偽NFT発行サイトで暗号資産(仮想通貨)ウォレットの接続および署名をしたユーザーが、暗号資産を騙し取られるという被害が発生していた。

なお被害に遭ったユーザーの中には、約9,700万円(75万ドル)相当の「USDC」を支払ったユーザーもいるようだ。

そして「Azuki」公式アカウントは28日、27日のハッキング被害に対し「すぐにツイッター社に連絡してコミュニティへ警告措置を講じた。また偽のツイートとリンクも迅速に削除した」とツイートしている。

また「Azuki」公式アカウントは二要素認証(2FA)を使用して保護されているとしながらも、今回のハッキングに関する原因などの調査は進行中と説明している。

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参考:Azuki
images:iStocks/LuckyStep48

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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