カカオのクレイトン、OpenSeaと提携

クレイトンがOpenSeaと提携

クレイトン財団(Klaytn Foundation)が、アジアにおけるNFTエコシステム拡大に向け、NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)とパートナーシップ締結したことが6月23日分かった。ニューヨークで開催されたNFTカンファレンス「NFT.NYC」で発表された。

この提携により、今後共同でのNFTカンファレンスの開催や、エコシステムを拡大するための開発への支援を行なっていくとのことだ。エコシステム助成金などに関する具体的な内容は後日公開されるとのこと。なおレイトンは昨年3月から、オープンシー対応のブロックチェーンになっていた。

クレイトンは、カカオ(Kakao)のブロックチェーン関連会社グラウンド・エックス(GroundX)が開発したパブリックブロックチェーンプラットフォーム。イーサリアムにスマートコントラクト開発言語Solidity(ソリディティ)のコントラクトをサポートしている為、ソリディティで書かれたコードを変更することなく、ERC721もERC20のコードもそのままクレイトンに移行出来る。

またクレイトンは、シンガポールのアルタバグループ(Altava Group)、タイのイーストNFT(East NFT)、日本のソラミツ(Soramitsu)、中国のBSN(Blockchain-based Service Network)など、アジア各国のプロジェクトと協働している。

関連ニュース

OpenSeaが韓国カカオトークのクレイトン(Kraytn)発行のNFTをサポートへ

カカオトークのクレイトン、韓国大手の新韓銀行が参加

韓国カカオトークのクレイトン、NFT発行サービス開始

韓国カカオトークのクレイトンがコンセンシスと提携、韓国中銀デジタル通貨を推進

OpenSeaがアップデート、基盤プロトコルを「Seaport」に移行へ


参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ