国内初、ビットコインSV(BSV)がフォビジャパンで上場へ

フォビジャパンがビットコインSV取り扱いへ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所フォビジャパンが、新たに暗号資産ビットコインSV:Bitcoin Satoshi Vision(BSV)を取り扱う予定であることが5月26日分かった。

取り扱い開始は6月中旬の予定で、予定通りに上場すれば国内初の事例となる。

なお発表によると、取扱い開始日や対象となるサービス詳細については、決定次第、改めて告知が行われるとのことだ。

現在フォビジャパンの取引所ではビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、リップル(XRP)、フォビトークン(HT)ベーシックアテンショントークン(BAT)、オントロジー(ONT)、トロン(TRX)、クオンタム(QTUM)、ジム(XYM)、リスク(LSK)、エイダ(ADA)、ポルカドット(DOT)、エンジンコイン(ENJ)を取り扱っており、ビットコインSVが加わることにで同取引所での取り扱い暗号資産銘柄は全部で20種類となる予定だ。

なおフォビジャパンでの直近の新規銘柄上場として、ポルカドット(DOT)とエンジンコイン(ENJ)が5月11日より取り扱い開始している。

ビットコインSVは、ビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークして誕生した暗号資産だ。長年にわたって自らがビットコインの生みの親サトシ・ナカモトであると主張している、クレイグ・ライト(Craig Wright)氏によって2018年11月に開発されている。ビットコイン・ビットコインキャッシュよりもブロックサイズを拡大することで「スケーラビリティ問題」を解決することを目指したブロックチェーンとなっている。

現在のビットコインSVの時価総額は約1290億円となっている(5/26コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:フォビジャパン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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