人気NFT「BAYC」が来年ゲームに、アニモカブランズと提携で

人気NFT「BAYC」がアニモカブランズと提携

人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club:BAYC」を制作するユガ・ラボ(YugaLabs)が、大手ブロックチェーンゲーム企業アニモカブランズ(Animoca Brands)と提携し、NFTゲームの共同開発を進めることが12月13日分かった。

発表によるとこのゲームは「Play-to-Earn:P2E(遊んで稼ぐ)」スタイルのゲームとなるようで、来年の第2四半期(4月~6月)にリリースされる予定だという。なおその他の詳細については明かされていない。

「BAYC」は猿のキャラクターをモチーフにした全10,000点のNFT作品で、今年4月より販売が開始されている。9月には老舗オークションハウスのサザビーズ(Sotheby’s)で101点の「BAYC」をまとめた「101 Bored Ape Yacht Club」が約2440万ドル(約26億円)で落札されており、また10月には「Bored Ape #8817」の1点が約340万ドル(約3.8億円)で落札されている。

また「BAYC」は、大手スポーツファッションブランドのアディダス・オリジナルス(adidas Originals)のメタバース事業参入にあたり、アディダス・オリジナルスとコラボレーションすることが今月12月3日に発表されている。

またアニモカ・ブランズは、F1デルタタイム(F1 Delta Time)、サンドボックス(The Sandbox)、モトGPイグニッション(MotoGPTM Ignition)等のブロックチェー ンゲームの成功や、REVVやSANDなどの関連トークンの発表を経て、今年5月には評価額約1,000億円で約97億円の資金調達を実施し、ユニコーン企業となった大手だ。

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参考:アニモカブランズ
images:via REUTERS

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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