FTX、アバランチ上のレンディングプロトコル「BENQI(QI)」を上場へ

FTXにQI上場

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXで、新たに暗号資産ベンキューアイ:BENQI (QI)の上場をすることが12月12日分かった。FTXでは12月10日にアバランチ:Avalanche (AVAX)が上場したばかりだ。

FTXでのQIの取り扱いは12月13日の午前14:00(UTC:世界協定時)以降に開始する予定で、取引ペアはQI-USDとなっている。QIの入金と引き出しについては、既に可能となっている。

BENQIは、DeFi環境の構築やツール開発が行えるプラットフォームであるアバランチ(Avalanche)で構築されたレンディングプロトコル。QIはプロトコルのガバナンストークンであり、ユーザーは流動性の提供やステーキングによって報酬を得ることもできる。

現在QIは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、エムイーエックスシー(MEXC)、クリプトドットコム(Crypto.com Exchange)などの暗号資産取引所で取り扱われている。なお時価総額は約62億円となる(12/13コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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