リミックスポイント、保有アルトコイン全売却で約1.18億円の売却益

リミポがアルトコイン全売却

東証スタンダード上場企業のリミックスポイントが、保有アルトコインの全てを売却したと9月2日に発表した。

アルトコインとは一般に、ビットコイン(BTC)を除くすべての暗号資産(仮想通貨)の総称だ。

売却は9月1日に行われた。リミックスポイントは、市場環境、各暗号資産のリスク・リターン特性および同社の財務戦略などを総合的に勘案し、今回の売却を決めたとしている。

リミックスポイントが今回売却した暗号資産は、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、エックスアールピー(XRP)、ドージコイン(DOGE)だ。

発表によると各暗号資産の売却枚数、売却価額および売却損益は、イーサリアムが901.44672542ETH、3億5,342万5,711円、6,020万3,121円の売却益、ソラナが1万3,920.07255868SOL、2億2,788万5,508円、4,930万4,898円の売却益、リップルが119万1,204.799501XRP、2億6,042万5,959円、1,152万3,717円の売却益、ドージコインが280万2,311.99657DOGE、3,707万7,391円、325万9,087円の売却損となっている。

売却価額の合計は8億7,881万4,569円で、売却益は1億1,777万2,649円だ。

同社は、この売却益を2027年3月期第2四半期に事業部収益として計上する予定だ。また、売却で得た資金については、系統用蓄電池などのアセット拡充や財務基盤の強化などへの活用が検討されている。

なお、売却損益は2027年3月期期首簿価をもとに計算されている。

今回の売却によって、発表時点でリミックスポイントが保有する暗号資産はビットコインのみとなった。保有枚数は約1,506BTCだ。

暗号資産運用実績も発表

またリミックスポイントは、8月31日までの暗号資産の運用実績もあわせて発表している。

今回開示されたビットコインの期間貸借料の円換算額と、イーサリアムおよびソラナのステーキング報酬を単純合計すると、1億9,409万3,481円となる。

ただし、ビットコインとイーサリアム・ソラナでは、運用実績の集計開始日が異なる。

なお今回リミックスポイントが売却したETHとSOLの数量は、それぞれ8月31日時点のステーキング元本と一致している。同社はステーキング運用していた元本も全て売却したことになる。

リミックスポイントは今年2月20日、暗号資産レンディングサービスを活用した保有ビットコインの運用開始決定を発表。SBIデジタルファイナンスが提供するレンディングサービスを活用して運用を行うとしていた。

ビットコインの運用は同月24日より始まっており、貸出元本は、5月18日に追加でレンディングした80.01503094BTCを含め、8月1日時点で1,503.75033699BTCとのこと。

また、今年2月24日の運用開始日から8月31日までに得た期間貸借料は、合計14.92055902BTCとなった。各月末時点のレートに基づく円換算額の合計は、1億6,421万8,522円とのことだ。

さらにリミックスポイントは、2025年7月16日から2026年8月31日までのイーサリアムとソラナのステーキング状況も発表している。

発表によると、8月31日時点のステーキング元本は、イーサリアムが901.44672542ETH、ソラナが1万3,920.07255868SOLとのこと。同期間に得たステーキング報酬は、イーサリアムが1,093万1,984円、ソラナが1,894万2,975円となった。なお、ステーキング報酬はすべて円で受領しているという。

リミックスポイントは今年4月22日と27日に開催した各取締役会で、それぞれ総額5億円の暗号資産追加購入を決議した。これらの決議に基づき、同社は4月22日、23日、27日、28日に各約2億5,000万円、計10億円で合計80.01503094BTCを購入している。

参考:リミックスポイント
画像:PIXTA

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部 法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。