ハッシュキーエクスチェンジ、フランクリン・テンプルトンのトークン化MMF「grBENJI」提供開始

HashKey ExchangeがgrBENJI提供

デジタル資産取引所ハッシュキーエクスチェンジ(HashKey Exchange)が、米資産運用大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)と連携し、トークン化MMF「Franklin OnChain U.S. Government Liquidity Fund(grBENJI)」を提供開始した。同取引所を傘下に持つハッシュキーホールディングス(HashKey Holdings)が8月24日に発表した。

同MMF(マネー・マーケット・ファンド)は、ハッシュキーエクスチェンジの資産運用商品を取り扱うアーンチャンネル(Earn Channel)を通じ、同取引所の適格なプロ投資家向けに提供されるとのこと。

ハッシュキーエクスチェンジとフランクリン・テンプルトンは今回の連携を通じ、伝統的な金融商品と規制対応したデジタル資産インフラの接続を進める。両社は今後、トークン化MMFだけでなく、他の市場や資産クラスについてもトークン化商品の提供機会を検討する方針だ。

フランクリン・テンプルトンのデジタル資産クライアントエンゲージメント担当シニアバイスプレジデントのチェタン・カルカニス(Chetan Karkhanis)氏は、今後ハッシュキーが香港、シンガポール、東京、ドバイ、バミューダに展開する複数法域のプラットフォームを活用し、トークン化商品の提供範囲を広げたいとの考えを発表で示した。

なお、ハッシュキーエクスチェンジにおけるgrBENJIの提供対象はプロ投資家のみで、香港では一般向けに提供されない。

ただし、ハッシュキーエクスチェンジ上では現時点で、grBENJIの外部ウォレットとの入出庫、同取引所の利用者間での移転、二次市場での取引には対応していない。利用者はアーンチャンネルを通じて米ドルで申し込み、売却時は同チャンネルを通じて償還を請求する仕組みとなっている。

なおgrBENJIの基礎となるファンドは、総資産の少なくとも99.5%を、米政府や米国の中央銀行などが発行・保証する米ドル建ての公的債務マネー・マーケット商品、それらを担保とする適格なリバースレポ取引、米ドル建て現金預金などで運用する。1 grBENJIは同MMFの1口に対応し、パブリックブロックチェーンのステラ(Stellar)上で発行されている。7月31日時点のファンド純資産総額は約5,472万ドル(約87億円)となっている。

参考:ハッシュキーエクスチェンジ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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