エミレーツ航空、「Crypto[.]com Pay」導入。UAE居住者向けディルハム建て予約に対応

Emirates航空がCrypto.com Pay導入

ドバイ拠点のエミレーツ(Emirates)航空が同社の公式ウェブサイトとアプリに、海外暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)のデジタル決済ソリューション「クリプトドットコムペイ(Crypto.com Pay)」を正式導入したと7月28日に発表した。

クリプトドットコムのアカウントを保有する対象のUAE居住者は、emirates.comまたはエミレーツアプリで航空券を予約する際、決済画面でクリプトドットコムペイを選択できるとのこと。

クリプトドットコムペイは、価格設定・清算がUAEディルハム(AED)で行われる航空券予約に利用できる。発表では、取引はUAEの規制基準に準拠し、安全に処理されるとしている。

なお今回の導入は、エミレーツ航空とクリプトドットコムが2025年7月9日に締結した覚書(MoU)に基づき、両社が検討してきた決済システムへの統合を実現したものだ。両社は当時、エミレーツ航空の決済システムにクリプトドットコムペイを統合する方法を検討すると発表していた。

今回の統合は、クリプトドットコムのドバイ法人が担う。クリプトドットコムは2026年5月11日、UAE法人フォリスダックスミドルイースト(Foris DAX Middle East FZE)が、UAE中央銀行(CBUAE)からストアド・バリュー・ファシリティ(Stored Value Facilities:SVF)ライセンスを取得したと発表していた。

SVFとは、顧客またはその代理人が発行者に金銭や暗号資産などの金銭的価値を払い込み、その価値を仕組み上に蓄積して利用する現金以外の手段を指す。UAEでは、SVFの提供はCBUAEのライセンスおよび監督の対象となる。クリプトドットコムによると、フォリスダックスミドルイーストは、UAEで初めてSVFライセンスを取得した仮想資産サービス提供者(VASP)だという。

なおクリプトドットコムは2025年3月14日、同社ドバイ法人の既存VASPライセンスが拡張され、VARAからUAEでデリバティブ商品を提供するための限定ライセンスを取得したと発表していた。

参考:エミレーツ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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