HODL1、ベルウッドグループとXR・ブロックチェーン共同事業を検討。JV設立も視野

「ベルウッド・レコード」創設者・三浦光紀氏のXR映像を活用検討へ 

東証スタンダード上場のHODL1(ホドルワン)が、ベルウッドグループとの間で、XR映像とブロックチェーン技術を活用した共同事業の立ち上げを検討する基本合意書(MoU)を締結した。HODL1が7月22日に発表した。

HODL1は、イーサリアム(Ethereum)の長期保有・運用を行う「HODL」事業と、ブロックチェーン技術の開発・コンサルティングなどを手掛ける「BUIDL」事業を展開する企業だ。同社は、ステーブルコイン決済や金融機関向けカストディ基盤の構築に関する専門性を有するという。

またベルウッドグループは、XR映像コンテンツの企画・制作や、知的財産(IP)の保有・活用を手がける企業。XRは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など、現実世界と仮想世界を融合する技術の総称だ。

今回の基本合意に基づき両社は、共同事業体(JV)の設立可能性を含む事業スキームや、XR映像コンテンツに関する権利の許諾・活用方法を調査する。

またXR映像コンテンツの企画・製作および展開可能性の検討に加え、ブロックチェーン技術を活用した資金調達手法や事業基盤、収益化モデルの調査・設計可能性についても検討するという。

今回両社は、1972年に音楽レーベル「ベルウッド・レコード」を創設したプロデューサーの三浦光紀氏が製作するXR映像の活用を検討する。

三浦氏は、日本発IPコンテンツのデジタル活用を「第3のエンタメコンテンツ革命」と位置づけ、Web3やブロックチェーン領域への展開を進めているという。一方、HODL1はBUIDL事業において、ブロックチェーンを活用したIPコンテンツの収益化や、新たな事業モデルの構築を注力領域としている。

両社は、三浦氏が製作するXR映像とHODL1のブロックチェーン技術基盤を組み合わせることで、新たな価値を創出できるとの認識で一致し、今回の基本合意に至ったとのこと。

なお、現時点では、共同事業の実施やJVの設立が決定したわけではない。また、採用するブロックチェーンや資金調達の具体的な手法、事業化の時期なども明らかにされていない。

HODL1は6月11日、Web3領域における事業プロデュース等を行う博報堂キースリーと、デジタル社債関連事業の推進に向けた業務提携の基本合意書(MoU)を締結している。

その他HODL1は、6月8日にもWeb3テクノロジー企業スターテイルグループ(Startale Group)と、ブロックチェーン関連事業における業務提携基本合意書(MoU)を締結している。

参考:HODL1
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。