暗号資産カストディ企業コッパー、約5億ドル規模で会社売却を模索か=報道

Copperが約5億ドルで売却模索か

暗号資産(仮想通貨)カストディ企業コッパー(Copper)が、約5億ドル(約795億円)で会社売却を模索していると、5月20日に「コインデスク(CoinDesk)」が事情に詳しい関係者の話として報じた。

報道によると、米投資銀行キャンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)が、コッパーの売却プロセスを支援するため起用されたという。

コッパーは、取引所外決済システム「クリアループ(ClearLoop)」を中核事業として注力している。クリアループは、参加者が資産をオンチェーンに移さず、コッパーのカストディ(保管)内でDVP(Delivery Versus Payment)型の決済を行えるシステムだ。

コッパーの公式サイトによると、クリアループ関連の月間名目取引高は500億ドル(約7.9兆円)超となっている。なおDVP決済とは、証券決済において証券の引渡しと代金の支払いを相互に条件付け、一方が行われない限り他方も行われないようにする決済方法だ。

コインデスクは1月30日、コッパーがIPO(新規株式公開)に向けた初期協議を行っていると、事情に詳しい関係者の話として報じていた。この報道では、上場を進めるかどうかは同社の短期的な収益状況次第で、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)、シティ(Citi)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)などが関与する可能性があると伝えられていた。

なおコッパーの広報担当者は当時、IPO観測報道に対してコインデスクに、「通例として、コッパーは事業と顧客を支援するための複数の資金調達手段を定期的に検討しているが、当社はIPOを計画していない」と話したとのことだ。

参考:コインデスク
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。