ブラックロックのステーキング対応「イーサリアム(ETH)」現物ETF、ナスダックに上場

iShares Staked Ethereum Trust ETF上場

米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)が組成した、ステーキング対応の暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の現物ETF(上場投資信託)が、米ナスダック(Nasdaq)に3月12日に上場した。ブラックロックが同日に発表した。

同ETFの名称は「iShares Staked Ethereum Trust ETF」で、ティッカーシンボルは「ETHB」だ。ブラックロックの公式商品ページによると、3月13日時点のETHBの純資産総額は約1億5,251万ドル(約243億円)で、1口当たりのNAV(純資産価額)は約27.04ドル(約4,319円)とのこと。

ETHBのスポンサー料(運用会社の管理手数料)は通常、年率0.25%に設定されている。ただし、3月12日から最初の12カ月間はスポンサー料の一部が免除されるという。この期間、同ETFの純資産総額のうち25億ドルまでには年率0.12%の手数料が適用され、25億ドルを超える部分には年率0.25%が適用されるとのこと。

ちなみに0.25%のスポンサー料は、2024年7月に上場したブラックロック組成のイーサリアム現物ETF「iShares Ethereum Trust(ETHA)」と同じ年率となっている。

また、ETHBのイーサリアムの保管機関(カストディアン)はコインベースカストディ(Coinbase Custody Trust)が務めている。さらに、ETHBのステーキング業務で利用する承認済みバリデーターは、フィグメント(Figment)、ギャラクシーブロックチェーンインフラストラクチャ(Galaxy Blockchain Infrastructure)、アテスタント(Attestant)の3社とされている。

ちなみに米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)は、2024年11月13日にアテスタントの買収を発表し、アテスタントのチームと製品をビットワイズオンチェーンソリューションズ(Bitwise Onchain Solutions)として再編・リブランドしている。

「ブルームバーグ(Bloomberg)」のETFアナリスト、ジェームス・セイファート(James Seyffart)氏は3月12日のXの投稿で、ETHBがローンチ時点で1億ドル(約159億円)超の資産を集め、3月12日14:00(米国東部時間)ごろまでに約1,110万ドル(約17.7億円)相当が取引されたと伝えた。

参考:ETHB 1ETHB 2ETHB 3
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。