ZKシンク、5/4に「ZKsync Lite」完全廃止。ブロック生成停止と最終状態の凍結へ

ZKシンクの初期ロールアップが5月4日に停止

イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ネットワーク「ZKシンク(ZKsync)」の初期ロールアップ「ZKシンク・ライト(ZKsync Lite)」が、ブロック生成を5月4日に停止する。同ネットワークの公式Xで2月27日に発表された。

ZKシンクの公式XではZKシンク・ライトについて「これは役目を終えたシステムに対する計画的で秩序だったサンセットであり、他のZKシンクシステムには影響しない」と説明されている。

ZKシンクは今回の廃止が、別のロールアップ「ZKシンク・エラ(ZKsync Era)」やZK Stackで構築されたチェーンなど、他のZKシンク関連システムに影響しないとしている。

発表によると、5月4日をもってZKシンク・ライトのブロック生成を停止し、ネットワークの最終状態を恒久的に凍結するという。これにより、シャットダウン後に残高が変化しないことが保証されるとしている。

公式Xではユーザーに向けて利便性の観点から5月4日以前の出金を推奨している一方、期限までに出金されなかった資産も停止後に請求(回収)可能だとしている。また、読み取り専用APIは、シャットダウン後少なくとも1年間提供する予定だという。

ZKシンクは、5月4日に向けて今後も追加の案内を行うとしている。

なお、ZKシンクは2025年12月7日にも公式Xで、ZKシンク・ライト(別名ZKsync 1.0)を2026年に廃止する計画を示していた。当時の発表では、現時点で利用者が取るべき即時対応はなく、同プロダクトは通常通り稼働しており、資金は安全に保管され、イーサリアムメインネットへの出金も引き続き可能であると説明されていた。今回の発表は、その計画に基づき具体的な停止日(2026年5月4日)と運用方針を示したものとなる。

 

 画像:iStocks/Who_I_am

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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