ハッシュポートウォレットで利回り運用機能が提供開始、キルンのオムニボールト統合で

HashPort Walletが利回り運用対応

ノンカストディアルウォレットアプリのハッシュポートウォレット(HashPort Wallet)が、ステーキングサービスプロバイダー「キルン(Kiln)」提供の利回り運用機能を採用し、オンチェーン利回り運用への対応を開始した。キルンが2月24日に発表した。

キルンによると、ハッシュポートウォレットには同社の利回り運用機能「オムニボールト(OmniVault)」がネイティブ統合されたという。この統合により、外部プラットフォームの利用や複数サービス間での資産移動、個別ポジションの管理といった手間が軽減され、利回り運用における煩雑な操作が解消されるとしている。

ユーザーはウォレット内から資産を利回り運用に回し、運用状況のリアルタイム確認が可能とのことだ。またキルンは、DeFi(分散型金融)レンディングプロトコル「アーベ(Aave)」を基盤とする運用戦略を2つ提供している。

1つ目は「アーベ v3 USDC(Base)レンディング」で、USDCを用いた安定性と予測可能性を重視したステーブルコイン運用とのこと。2つ目は「アーベ v3 cbBTC(Base)レンディング」で、ビットコイン(BTC)連動資産を用い、ビットコインの保有分から利回りを創出する運用戦略だという。

キルンは、機関投資家向けのオンチェーン資産と利回り管理プラットフォームを提供するステーキングサービスプロバイダーだ。同社によると、2025年には委任資産総額が180億ドル(約2.8兆円)を超え、30以上のPoSネットワークでネイティブステーキングから高度なオンチェーン戦略まで幅広い利回りソリューションを展開していたという。

またキルンはプロダクトの提供先として、ヴァンエック(VanEck)、コインシェアーズ(CoinShares)、クリプトドットコム(Crypto.com)、ファイアブロックス(Fireblocks)、レジャー(Ledger)、コインベース(Coinbase)、バイナンスUS(Binance.US)を挙げている。

ハッシュポートウォレットは、国内ブロックチェーン開発企業ハッシュポート(HashPort)が提供するWeb3ウォレットアプリだ。同ウォレットは日本国内で100万人以上のユーザーを抱えるという。同社は1月28日、企業と顧客の双方が手数料ゼロとなるステーブルコイン決済サービス「ハッシュポートウォレットフォービズ(HashPort Wallet for Biz)」の提供開始を発表した。

参考:キルン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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