米SEC、DeFi「Aave」への約4年調査を法的措置なしで終了

CEO「DeFiは勝利するだろう」とコメント

米証券取引委員会(SEC)が、分散型金融(DeFi)レンディングプラットフォームのアーベ(Aave)プロトコルへの約4年にわたる調査を法的措置無しで終了した。アーベの創業者でCEOのスタニ・クレチョフ(Stani Kulechov)氏が12月17日にXで報告した。

クレチョフ氏は、「SECによるAaveプロトコルへの調査が終了するまでのプロセスでは、Aaveとそのエコシステム、そしてより広範なDeFiを守るため、チーム全体、そして創設者である私個人としても多大な努力とリソースを要した」と説明。「近年、DeFiは不当な規制圧力に直面してきた。開発者が真に金融の未来を構築できる新たな時代を迎えるにあたり、この問題を過去のものにできたことを嬉しく思う」とし、「DeFiは勝利するだろう(DeFi will win)」とポストしている。

なお、SECのノーアクションレターには、同書簡が現時点で執行措置を勧告しないことを示すものであり、将来的な調査や措置の可能性を完全に否定するものではないと明記されている。

アーベは、ユーザー同士がプログラム可能なスマートコントラクトを通じて暗号資産(仮想通貨)の貸し借りが行えるDeFiプロトコルだ。中央の仲介者を介さず、利用者は資産を流動性プールに預け入れて需給に応じた利息を得られ、また担保を差し入れることでプールから借入できる仕組みとなっている。

ディファイラマ(DefiLlama)によると、記事執筆時点(2025年12月18日17:00)でのアーベのTVL(預入資産総額)は約325億2,500万ドル(約5.7兆円)となっており、約4年前の130億ドル(約2.2兆円)規模から大幅に増加している。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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