トラストウォレット、Web3予測市場プラットフォーム「ミリアド」統合

Trust Walletに予測市場が統合

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「トラストウォレット(Trust Wallet)」で予測市場へアクセスできる新機能が提供開始された。12月2日に発表された。

ユーザーは、同機能を通じて自己管理(セルフカストディ)を維持したまま、トラストウォレット内から予測市場にアクセスできるとのこと。同機能は、まず最初にWeb3予測市場プラットフォームのミリアド(Myriad)から対応が開始された。

ミリアドの対応により、トラストウォレットのユーザーは暗号資産、選挙・政策、経済・マーケット、スポーツ、ゲーム、カルチャーなどの予測や取引をウォレット内から利用可能となった。

またトラストウォレットは今後、カルシ(Kalshi)やポリマーケット(Polymarket)といった予測市場プラットフォームにも対応する予定だという。

ちなみに、ミリアドは10月28日にBNBチェーン(BNB Chain)上で展開された。この展開に伴い、BNBチェーン対応のミリアド上のマーケット群には、5分間隔の価格アクション市場や自動決済を特徴とするオートメイテッド・マーケッツ(Automated Markets)が導入された。またミリアドでは、今後同チェーン上のエコシステムトークンやコミュニティ・イベント向けの予測市場、中国語版ミリアドのリリースも予定されているとのことだ。

参考:ミリアド
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。