コインシェアーズのステーキング対応「トンコイン(TON)現物ETP」、SIXスイスで取引開始

CoinShares Physical Staked Toncoin取引開始

大手デジタル資産運用会社コインシェアーズ・インターナショナル(CoinShares International:以下、コインシェアーズ)組成のステーキング対応現物ETP「CoinShares Physical Staked Toncoin」が、スイスのSIXスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)で取引開始された。コインシェアーズが10月28日に発表した。

このETPは、暗号資産(仮想通貨)トンコイン(TON)に連動した上場取引型金融商品で、TONの現物資産に100%裏付けられているとのこと。SIXスイス証券取引所ではティッカーシンボル「CTON」で取引されている。なお同ETPの管理手数料は0%で、また2%のステーキング報酬が組み込まれている。

ちなみに、10月7日には米ナスダック(Nasdaq)で米国、カナダ、英国、EU(欧州)市場に上場する暗号資産ETPを通じてアルトコイン10銘柄に分散投資するETF(上場投資信託)「CoinShares Altcoins ETF(DIME)」が取引開始されており、その中の銘柄にTONが含まれている。

同ETFの組み入れ対象にはTONのほかに、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、カルダノ(ADA)、コスモス(ATOM)、セイ(SEI)、アバランチ(AVAX)、スイ(SUI)、アプトス(APT)、ニア・プロトコル(NEAR)が含まれている。

参考:コインシェアーズ
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。