コーギア、バーチャルヒューマン「MIRAI」のAwwと提携、エンタメ×金融のRWAトークン化の新規事業

コーギアが「MIRAI」のAwwと提携

ソニーグループ発のWeb3・RWA(現実資産)スタートアップのコーギアが、RWAをブロックチェーン上でトークン化する新規事業において、日本発のバーチャルヒューマン「MIRAI」提供のAww(アウ)と戦略的パートナーシップを締結したと10月7日に発表した。

両社は「エンターテインメントと金融の融合」をテーマに掲げ、文化的価値と経済的価値を同時に高める新たな事業モデルの実現を目指すとのこと。

また両社は「MIRAI」を活用したRWAトークン化実証の共同検討を開始したとのことだ。

今後は、両社のアセットとノウハウを活かし、まずはコーギアが強みとする「RWAのトークン化」を活用し、金銭債権のトークン化における実証実験を推進するという。その後、エンタテインメントや地域資産を含む幅広いRWAの活用を視野に入れ、日本発の新しい金融インフラと文化経済の可能性を国内外に発信していくとのことだ。

コーギアは今年8月、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のみんなの銀行と、RWAのトークン化サービスおよびステーブルコインの活用に関する協業検討を開始している。

両社はこの協業により、現実資産のデジタル化とステーブルコインを組み合わせることで、次世代の資産流通・価値交換の仕組みを実現する新たな事業モデルの構築を目指すとしている。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。