ビットコイン(BTC)が12万6,000ドル突破で史上最高値を更新、円建ては1,895万円を記録

BTCが史上最高値を更新

暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が、ドル建ておよび円建てで、史上最高値を更新した。ドル建ては10月5日以来、円建ては4日連続での最高値更新となっている。

ドル建てのビットコイン価格は、10月5日に最高値を更新した12万5,750ドルを7日2:20に突破。その後3:55に12万6,296ドルの高値を付け、史上最高値を更新した。

円建ての価格は、10月6日9:15に1,861万8,400円の史上最高値を更新したのち、その後価格は上昇を続けた。そして7日3:55に1,895万円の高値を付け、史上最高値を記録した。なお記事執筆時点(10/7 12:45)では、価格はそれぞれ、12万4,359ドル・1,872万円まで下落している。

なおビットコインの価格上昇の影響で、マイニング企業の株価も上昇傾向にある。「ザブロック(The Block)」の報道によると、ハイブデジタル(Hive Digital)は23%、ビットファームズ(Bitfarms)が14%、ライオットプラットフォームズ(Riot Platforms)が10%、マラ(MARA)とクリーンスパーク(CleanSpark)が7%上昇したとのことだ。

なおビットコイン価格上昇の要因として挙げられているのは、米国のビットコイン現物ETFへ約32.4億ドルの大規模流入が発生し、大きな需要が見られたこと、また米政府機関の一部閉鎖により、法定通貨不信へのヘッジとしてビットコインや金に資金が向かったことが挙げられる。

さらに日本円建てが更新を続けたことは、高市早苗氏が10月4日に自民党総裁選にて勝利したことによる政策期待から、ドル円が149円台になり、円安となったことが影響した。

参考:tradingview Coinbasetradingview bitFlyer
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。