ソフトバンクとアーク、テザー社の資金調達ラウンドに参加協議か=報道

テザー社の資金調達に参加か

ソフトバンク(SoftBank)グループと、米アーク・インベストメント・マネジメント(Ark Investment Management)が、テザー(Tether)社の大規模資金調達ラウンドへの参加を協議していると「ブルームバーグ(Bloombarg)」が関係者の話として9月27日に報じた。

報道によれば、今回の資金調達によりテザー社の評価額は最大5,000億ドル(約73.9兆円)に達する可能性があるとのこと。同社は私募により約3%の株式と引き換えに150億〜200億ドル(約2兆〜2.9兆円)の調達を目指しているという。

テザー社のアドバイザーは、米金融大手キャンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)が務めており、同社はテザー社の資産のカストディも担当している。

なおキャシー・ウッド(Cathie Wood)氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントはすでにステーブルコイン領域に投資しており、テザー社の競合で、USDCなどを発行する米サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)のIPOで株式を取得している。

また、ソフトバンクは今年4月、キャンター、テザー社、ビットフィネックス(Bitfinex)と共同で、ビットコインの投資会社新会社「21キャピタル(21 Capital)」を設立している。

参考:ブルームバーグ
画像:iStock/Rawpixel

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者