米国初、ドージコイン(DOGE)とエックスアールピー(XRP)の現物ETF上場

CboeでDOGEとXRPの現物ETF上場

レックスオスプレイ(REX-Osprey)が提供する暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)および、エックスアールピー(XRP)の現物ETF(上場投資信託)が米シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)で9月18日に取引開始された。

これらのETFの名称は、「REX-Osprey DOGE ETF(DOJE)」と「REX-Osprey XRP ETF(XRPR)」。両ファンドは1940年投資会社法に基づいて組成され、ドージコインとエックスアールピーにエクスポージャーを提供する米国初の現物ETFとして取引開始された。なお「DOJE」は史上初のドージコイン現物ETFとなり、「XRPR」は米国初のエックスアールピー現物ETFとなった。

ブルームバーグ(Bloomberg)によると、XRPRの出来高は3,770万ドル(約55.6億円)に達し、今年取引が開始された710本のETFの中で最大の初日取引高を記録したという。また、DOJEは約1,700万ドル(約25億円)の出来高となり、初日出来高ランキング上位5位以内に入ったという。

なお、XRPR大部分を現物XRPで保有し、残りをエックスアールピーに裏付けられた上場商品に投資するとのこと。

今回のDOJEとXRPRの取引開始は、7月2日にシーボーBZX取引所で上場したステーキング対応のソラナ(SOL)現物ETF「REX-Osprey Solana + Staking ETF(SSK)」に続くものだ。SSKは取引開始以降、AUM(運用資産残高)が2億7,500万ドル(約405億円)を超えているという。

7月24日にはSSKのポートフォリオにソラナ上のLST(リキッドステーキングトークン)「JitoSOL」が統合された。

レックスオスプレイとは、米暗号資産ファンド運用会社レックスシェアーズ(REX Shares)および、オスプレイファンズ(Osprey Funds)の戦略的協業により展開される金融商品シリーズだ。

参考:レックスオスプレイシーボーBZX取引所
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。