クラーケンとサークル提携、ステーブルコイン「USDC」と「EURC」へのグローバルアクセス加速へ

クラーケンとサークルが提携を発表

米暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)とステーブルコイン発行企業の米サークル(Circle)との提携が9月18日に発表された。

両社は協力してクラーケンプラットフォームにおける「USDC」および「EURC」のアクセス性と実用性を高め、オンチェーン金融アプリケーションの普及を推進するとしている。

クラーケンは2017年にステーブルコイン対応を開始して以来、ユーザーによるステーブルコインの利用は着実に拡大しているという。特にこの1年は世界各国での規制整備の進展や市場の信頼性向上を背景に、その需要がさらに加速しているとのこと。

今回の提携によりクラーケンは、サークル発行の米ドル建てステーブルコインUSDCへのサポートを強化するとともに、強固なステーブルコインインフラへのアクセス拡大を目指す。

また今回の発表にあわせてクラーケンは、同じくサークル発行のユーロ建てステーブルコインEURCへの対応も新たに開始するとのこと。

拡張される製品内容や今後の取り組みの詳細については、数カ月以内に改めて発表される予定とのこと。

なお同日、クラーケンの法人部門を中心とする幹部4名が退任したことも報じられている。

参考:サークルクラーケン
画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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