米ナスダック上場ビットオリジン、ドージコインを約4,054万DOGE購入

Bit OriginがDOGEの初回購入実施

米ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)マイニング企業ビットオリジン(Bit Origin)が、暗号資産ドージコイン(DOGE)の初回購入を実施したと7月21日に発表した。

ビットオリジンは今回、総額約990万ドル(約14.5億円)を投じて、4,054万3,745DOGEを平均価格0.2466ドル(約36円)で購入したとのこと。

ビットオリジンは7月17日、ドージコインを活用したトレジャリー(財務資産)戦略の開始に向け、認定投資家との間で最大4億ドル(当時約593億円)のクラスA普通株式および、最大1億ドル(当時約148億円)の転換社債の販売契約を締結したことを明らかにしていた。

ビットオリジンによる今回のDOGE取得は、この最大5億ドル(約741億円)の資金調達枠に基づいて実施されたとのこと。

ビットオリジンがDOGEをトレジャリー戦略に採用した背景に、Xを使用した決済サービス「Xマネー(X Money)」におけるDOGE統合の可能性が挙げられている。

Xマネーは、電気自動車会社テスラ(Tesla)のCEOで、Xの会長兼CTOでもあるイーロン・マスク(Elon Musk)氏が構想する決済サービス。同サービスは、アクセス制限付きのベータ版としてリリース予定とされていた。

またビットオリジンは、上場企業の中で最大級のDOGE保有会社を目指しているという。同社は今後、マイナー向けサービスや決済アプリケーション、DOGEエコシステム関連のインフラ事業を計画しているとのことだ。

参考:ビットオリジン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。