メタプラネット、米フィデリティ子会社が筆頭株主に

米フィデリティ子会社がメタプラネットの筆頭株主に

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、同社の主要株主である筆頭株主に異動があったと7月15日に発表した。

今回筆頭株主となったのは、ナショナル・ファイナンシャル・サービシーズ(NATIONAL FINANCIAL SERVICES LLC)。同社は6月30日付で保有比率12.9%となる84,405,418株を所有しているとのこと。なお3月31日時点での保有比率は0.42%だったという。

ナショナル・ファイナンシャル・サービシーズの社名・所在地以外の詳細情報については確認中であるとのこと。ただし同社が、大手資産運用会社フィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)の完全子会社であることが、、メタプラネットの代表取締役社長サイモン・ゲロヴィッチ(Simon Gerovich)氏が自身のXアカウントより補足している。

なおナショナル・ファイナンシャル・サービシーズは、フィデリティを通じて株式を購入する個人投資家や機関投資家のためのカストディアン(資産保管管理者)として機能している企業とのことだ。

メタプラネットは7月14日、137億9,800万円相当の797BTCを取得。これにより同社のビットコイン総保有数は、16,352BTCとなった。なおこの総数の購入価格は2,396億1,600万円で、1BTCあたりの平均購入価格は1,465万3,636円となっている。

なおメタプラネットのビットコイン保有数は、上場企業が保有するBTC保有数ランキングで世界第5位(Bitcoin Treasuries.net調べ)。第4位は19,225BTCを保有するライオットプラットフォームズ(Riot Platforms)だ。 

参考:メタプラネット
画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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