バイナンス、ビットコイン等の保有資産を大量売却したとの噂を否定

BTC、ETH、SOL等の資産を売却との噂を否定

世界最大の暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンス(Binance)は、同社がビットコイン(BTC)など複数の資産を大量売却したという噂を2月11日に否定した。

この噂は、アナリストのAB・カウイ・ドン(AB Kaui Dong)氏が2月11日にXに投稿した内容に基づくものだ。

ドン氏は、準備金証明報告書のデータをもとに、バイナンスのBTC保有量が94%、イーサリアム(ETH)およびソラナ(SOL)保有量が99%、ビルド・アンド・ビルド(BNB)保有量が16.6%減少し、USDC保有量が57.5%増加したことを報告。

これにより、バイナンスが保有資産の大半をステーブルコインのUSDCに変換したと見られていた。

この噂を報じたコインテレグラフ(Cointelegraph)の投稿に反応する形で、バイナンスのカスタマーサポートが噂を否定している。

バイナンスは、「バイナンスは資産を売却していません。これは単にバイナンス・トレジャリーの会計処理における調整です。ユーザーの資金はこれまで通り安全です」と述べている。

なお、このバイナンスの公式声明を引用し、コインテレグラフは後追いで情報を更新している。

画像:Reuters

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あたらしい経済 編集部

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