ペルー大手のリマ証券取引所、「現物ビットコインETF」3銘柄を取扱いへ

IBIT、HODL、BTCOを取り扱いへ

ペルー最大の証券取引所の一つであるリマ証券取引所(The Lima Stock Exchange:BVL)が、現物ビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)の上場を2月21日発表した。

プレスリリースによれば、取り扱われるのはブラックロック(BlackRock)の現物ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」、ヴァンエック(VanEck)の「ヴァンエック・ビットコイン・トラスト(Vaneck Bitcoin Trust:HODL)」、そしてインベスコ(Invesco)の「インベスコ・ギャラクシー・ビットコイン(Invesco Galaxy Bitcoin:BTCO)」の3銘柄だ。

BVLは、米国で承認されたビットコインETFのうち11商品が400億ドル以上の資産を運用していると述べている。

またBVLはビットコインETFに投資する人に対し、投資リスクを認識する必要があると伝えている。BVLは他のETFと同様に、既存の規制に従ってそれぞれの目論見書や文書へのリンクを公開している。

なおブラックロックの「IBIT」は2月27日、13億5700万ドル(約2043億円)の取引高を記録し、前日26日の約13億ドル(約1958億円)の記録を更新した。

ナスダックのデータによると、シェアボリュームは4200万株超で、この数字は1月の取引開始以来、平均の約2.6倍となる数字であった。

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参考:発表
images:iStocks/ivanmollov・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。 同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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