ポリゴン(MATIC)日本上陸、ビットバンクで国内初上場へ

ポリゴン(MATIC)日本上陸へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所「bitbank(ビットバンク)」で、新たに暗号資産「ポリゴン:Polygon(MATIC)」が上場することが分かった。「ポリゴン(MATIC)」の取扱いを近日中に開始すると、6月8日ビットバンクが発表した。なおイーサリアム(Ethereum)上で発行されるERC-20規格のMATICが取り扱われる予定となる。

ポリゴンは、イーサリアムのスケーリングの課題を解決を目指し、イーサリアムに接続しているインド発のブロックチェーン。コンセンサスアルゴリズムはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用している。ポリゴン上には現在DeFi(分散型金融)やNFT関連の様々なDApps(分散型アプリケーション)が開発されている。

NFTブームの中、イーサリアムよりも安価なガス代のため日本でもポリゴンを活用したユースケースが多数ある。なおポリゴンのブロックチェーンのガス代やガバナンスにネイティブトークン「ポリゴン(MATIC)」が利用できる。

「ポリゴン(MATIC)」の時価総額は661,997,209,344円、時価総額ランキングでは記事執筆時点で18位、価格は約83円の暗号資産だ(6/8 12:00 CoinMarketCapより)。

なお取扱い開始の詳細は決定次第、別途ビットバンクより発表があるとのことだ。

 

Image:iStock/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で編集や電子書籍事業、新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」のボードメンバー。テレビ番組「スポットライト」(RKB)、ラジオ「テンカイズ」(TBS)にレギュラー出演。「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」「あたらしい経済ニュース」等のポッドキャストも配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ