バイナンス、ブロックチェーンゲーム「League of Kingdoms」のトークンIEOへ

バイナンス、リーグオブキングダムのトークン発行へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、ブロックチェーンゲームの「リーグオブキングダム(League of Kingdoms)」のトークン「LOKA」のIEO(Initial Exchange Offering)を行うことが1月11日分かった。

「リーグオブキングダム」はブロックチェーンゲーム開発会社である「NOD Games」が開発した多人数参加型のオンライン戦略ゲームだ。ゲームの土地はすべてNFTで構成されており、またトークン化可能な資源やスキン(アバターイメージ変更のアイテム)など、その他多くのゲーム内資産がある。

なお「リーグオブキングダム」は日本版として「リーグオブキングダム for LINE Blockchain」がLINEよりリリースもされている。

またトークンの発行には、バイナンスのIEOプラットフォーム「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」の仕組みが利用されている。同プラットフォームによってユーザーが獲得するトークン数は、トークンセールに参加しているすべてのユーザーがコミットしたバイナンスコイン(BNB)の合計に対して自身がコミットしたBNBの比率によって決まることになっている。

発表によると「LOKA」の総供給量は500,000,000LOKAで、トークン価格は1LOKA=0.16米ドルとなっている。

「LOKA」トークンセールは、世界協定時にて1月12日00:00から1月20日00:00までの8日間で行われ、最終的に20日の10:00にトークンが付与される予定だ。

なお「バイナンスローンチパッド」でのトークンには、バイナンスの独自ブロックチェーンであるバイナンススマートチェーン(BSC)のネイティブトークンであるBEP-20規格が利用される。

関連ニュース

バイナンス、公式ファントークン第二弾はポルトガルFCポルト

バイナンス、セリエAラツィオのファントークン発行へ。激化するか? スポーツとトークン市場

チリーズ「Socios. com」が新たにNBA2チームと提携、またアルゼンチンサッカーチームのファントークン発行も

参考:Binance
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-StudioBadBrother

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部 中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。 文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる