米クラーケンにRaydium(RAY)とOxygen(OXY)上場、またApplePayとGooglePayに対応開始

米クラーケンが暗号資産RAYとOXY上場

米サンフランシスコ拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、暗号資産レイディウム:Raydium(RAY:レイ)とオキシゲン:Oxygen(OXY:オキシィ)の上場を9月23日発表した。

今回の新規上場は9月9日に発表されたディーワイディーエックス:dYdX(DYDX)に続くものとなる。

リリースによるとRAYとOXYの取引開始は9月28日の15:30(協定世界時)からの予定だ。 両銘柄共に入金可能となっている。 取引はUSD、EURにて行える。

またRAYとOXYの取引はKrakenおよびKraken Terminal(Kraken Pro)で可能となる。 なおクラーケンにおいてRAYとOXYは米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者は取引できないとのことだ。

またクラーケンは21日に同取引所が提供する「Krakenアプリ(プロや先物は含まない)」に関して、ApplePayとGooglePayのサポートを開始した。これによりApplePayとGooglePayを利用して暗号資産が最小で10ドル、最大で7,500ドルにて購入が出来るようになっている。今回上場するRAYとOXYに関しても対象となる。

RaydiumはSolana(ソラナ)ブロックチェーン上で稼働する分散型取引所(DEX)「セラム(Serum)」に組み込まれている自動マーケットメーカー(AMM)および流動性プロバイダーだ。RAYはそのガバナンストークンとなる。

Oxygenはソラナブロックチェーン基盤となるプロトコルだ。「セラム」のオンチェーンインフラストラクチャを利用したDeFiプライムブローカレッジサービスとのことだ。OXYはそのガバナンストークンとなる。

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参考:米クラーケンApplePayとGooglePayサポート
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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