エドワード・スノーデン氏、NFTオークション開催

エドワード・スノーデン氏、NFTオークション開催

NSAの内部告発者であるエドワード・スノーデン(Edward Snowden)氏がマーケットプレイス「foundation.app」にてNFTをオークション販売を開始した。売上金の100%は2016年からスノーデンが取締役を務める非営利団体「Freedom of the Press Foundation」に寄付される。

販売されるNFTは、著名な写真家プラトン氏によるスノーデン氏の肖像とNSAによる大量監視を違法とした2015年の第2巡回区控訴裁判所の判決のページがモザイク状に組み込まれているものだ。

スノーデンは「暗号技術の新たな応用は、私たちの権利を守るために重要な役割を果たします。このオークションは、報道の自由を守り、一般の人々に貢献するために、プライバシーを保護する価値のある暗号技術の開発を促進するでしょう」と述べている。

「Freedom of the Press Foundation」のエグゼクティブ・ディレクターであるトレバー・ティム(Trevor Timm)氏は「スノーデン氏の内部告発が継続的に影響を与えていることに感謝しており、彼が暴露したプログラムに対する最初の判決ほど、その影響を思い起こさせるものはないでしょう。今回のオークションの売上金をジャーナリストとその情報源を保護する技術の開発・改良に役立てることができ、大変うれしく思っています」と述べている。

参考:FREEDOM

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(images:iStock/StudioM1)

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あたらしい経済 編集部

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