米国初、ステーキング対応「インジェクティブ(INJ)」現物ETFが米ナスダック上場、カナリー組成

Canary Staked INJ ETF上場

レイヤー1ブロックチェーン「インジェクティブ(Injective)」のネイティブトークン「INJ」を現物保有する上場投資商品(ETP)「Canary Staked INJ ETF」が、11月5日に米ナスダック(Nasdaq)で取引開始した。

同商品を組成した米デジタル資産運用会社カナリーキャピタル(Canary Capital)が同日発表した。同社によると、ステーキングに対応するINJ現物ETFが米国で上場したのは、今回が初めてだという。 同商品のティッカーシンボルは「INJC」。同ETPはINJを保有し、運営費用などを差し引いたINJの価値への投資機会を提供することを主な運用目的としている。また、インジェクティブのプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake:PoS)を利用したステーキングを通じて追加のINJを得ることも、副次的な運用目的に掲げている。

カナリーキャピタルによると、INJCのスポンサー手数料は年率1.10%。INJの保管機関にはビットゴー・バンク・アンド・トラスト(BitGo Bank & Trust)が採用されている。また、ステーキング提供者にはルガノデス(Luganodes)が指定されている。

11月4日付の最終目論見書によると、ステーキングで得た追加INJの最大30%が、ステーキングに関連する手数料に充てられるという。提出時点では、ステーキング報酬の30%を関連費用として差し引くことを見込んでいる。これらの費用を差し引いた純報酬は、同ETPの純資産価値(NAV)に日々反映され、投資家への直接分配は予定されていない。

なおSECへの提出書類によると、インジェクティブのエコシステムの開発・普及を支援するインジェクティブ財団(Injective Foundation)は、同ETPの初期ファンド持分を最大1,500万ドル(約23.7億円)分取得する意向を示していた。 

参考:カナリーキャピタル・Canary Staked INJ ETF・SEC
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。