バイナンス(Binance)がドイツの投資会社CM-Equityと提携しヨーロッパでのサービス拡充目指す

バイナンス(Binance)がドイツの投資会社CM-Equityと提携しヨーロッパでのサービス拡充目指す

暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンス(Binance)が、ドイツの投資会社CM-Equity(シーエムエクイティ)との提携を7月23日に発表した。

CM-Equityはドイツ金融規制当局(BaFin)からライセンスを取得している企業。そのためバイナンスはCM-Equityを介すことによって、ヨーロッパに住むユーザーに対し高いセキュリティを保ちつつより多くのトレーディングサービスを提供できるようになるとのこと。

バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao(チャンポン・ジャオ:CZ)氏は「CM-Equityとの提携により、バイナンスは現地の規制を確実に遵守しながらヨーロッパでのサービスを拡大することができるようになります」とコメントしている。

編集部のコメント

バイナンスは7月7日にデジタルウォレットとVisaデビットカードのプラットフォームであるSwipe(スワイプ)の買収を発表し、さらに7月14日には独自のVisaデビットカードであるBinance Cardのヨーロッパ地域での発行を発表しています。

バイナンスの直近の動向から、同社は決済事業への進出とヨーロッパ地域でのサービス拡大に力を入れていることがわかります。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ