Ondo StocksのTVLは10億ドル超を維持
金融市場をオンチェーン化するプラットフォームや資産、インフラを開発するオンド・ファイナンス(Ondo Finance)が、自社エコシステムの最新の成長指標を8月14日(現地時間)に公表した。
同社によると、トークン化株式プラットフォーム「オンド・ストックス(Ondo Stocks、旧Ondo Global Markets)」の預かり資産総額(TVL)は10億1,000万ドル(約1,614億円)となった。オンド・ストックスは2025年9月のローンチ以降、累計270億ドル(約4.3兆円)の取引・発行償還を処理したという。
オンド・ストックスは、米国株式やETF(上場投資信託)への経済的エクスポージャーをトークンとして提供するプラットフォームだ。現在は440以上の資産を取り扱う。各トークンは対応する株式またはETFによって完全に裏付けられており、米国で認可を受けた1社以上のカストディ業務を行うブローカーディーラーが裏付け資産を保管しているとのことだ。
累計取扱高には、中央集権型取引所(CEX)と分散型取引所(DEX)での取引に加え、トークンの発行・償還が含まれる。同社は、この金額が現在のTVLの約26倍に相当し、オンド・ストックスの資産が活発に取引されていることを示す指標だと説明した。
オンド・ファイナンスの技術を用いるエコシステム内の無期限先物取引プラットフォーム「オンド・パープス(Ondo Perps)」も成長している。同プラットフォームは7月にローンチされ、株式やETF、株価指数、コモディティなどを対象とする無期限先物を提供している。
オンド・パープスの累計取引高は80億ドル(約1.3兆円)を突破し、一般公開後の直近30日間では50億ドル(約7,988億円)を超えた。未決済建玉は最大8,700万ドル(約139億円)に達し、直近1週間には日次取引高が3億5,000万ドル(約559億円)を超えた日もあったという。
また、オンド・ファイナンスの各プロダクトを合わせた保有アドレス数は20万645件となり、過去30日間で20%増加した。このうち、オンド・ストックスの累計保有アドレス数は18万6,636件だった。
一方、短期米国債と銀行の要求払預金を裏付けとする利回り付きのトークン化債券「USDY」の総資産価値は、12ネットワーク合計で21億5,000万ドル(約3,435億円)となった。2026年初頭から2倍以上に拡大したとのことだ。
オンド・ファイナンスは、今回公表した各指標について、CEXとDEXの双方で二次流通の流動性が維持されていることに加え、新たなデリバティブ市場の拡大や保有アドレス数の増加などから、トークン化された実世界資産(RWA)市場の構造が成熟しつつあることを示していると説明した。
A new phase of growth for Ondo.
— Ondo Finance (@Ondo) August 17, 2026
Since launch, Ondo Stocks has reached $1.01B in TVL and processed $27B in cumulative volume across 440+ stocks and ETFs.
Across the Ondo ecosystem, volume, asset value, and participation continue to grow:
→ Transfers: $2.82B, up 25% MoM
→… pic.twitter.com/gCnZGTa2Cw
参考:プレスリリース
画像:PIXTA