マネーグラム、ステラ上で米ドル建てステーブルコイン「MGUSD」ローンチ

MoneyGramブランドのステーブルコイン「MGUSD」ローンチ

国際送金大手マネーグラム(MoneyGram)が、米ドル建てステーブルコイン「MGUSD」をローンチしたと6月2日に発表した。

マネーグラムによると、MGUSDは同社のグローバル送金・決済ネットワーク上で提供する金融サービスの基盤として展開される。同ステーブルコインはマネーグラムアプリ内のセルフカストディウォレットに直接統合される予定で、利用者は米ドル建て残高を保有し、24時間いつでもアクセスできるほか、グローバルに資金を移動し、必要に応じて現地通貨へ換金できるという。

MGUSDはステラ(Stellar)ブロックチェーン上で発行される。発表によると、発行体はストライプ(Stripe)傘下のブリッジ(Bridge)が担う。マネーグラムはブリッジについて、規制対応済みで、米国のステーブルコイン規制法案「ジーニアス法(GENIUS Act)」への対応準備が整った発行体だと説明している。

また、発行および償還にはM0のスマートコントラクトインフラを利用し、マネーグラムはMGUSDをファイアブロックス(Fireblocks)のウォレットで保有し、同ウォレットを通じてマネーグラムアプリ内の顧客ウォレットへ送付するとしている。

同ステーブルコインはまず米国市場で提供され、今後グローバル展開を進める予定だ。

マネーグラムは6,000万人超のアクティブ顧客を抱え、約50万の小売拠点を通じてサービスを提供している。また、取引の70%以上はデジタルで行われているという。

なお、同社は2021年からステラ開発財団(Stellar Development Foundation:SDF)と提携し、サークル(Circle)発行の米ドル建てステーブルコイン「USDC」を活用した送金・換金サービスを展開してきた。また今年4月には、マネーグラムアプリ上のステーブルコイン残高機能について、コロンビアでの提供に続き、エルサルバドルへの拡大も発表している。

今回のMGUSDは、そうした取り組みをさらに進めるマネグラムブランドのステーブルコインとなる。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。