アブダビの投資持株会社IHC、UAEディルハム裏付けステーブルコインで約47.7億円相当の取引実行

1.1億AED規模のステーブルコイン取引が実行

アブダビ拠点の投資持株会社インターナショナルホールディングカンパニー(IHC)が、UAEディルハム建てステーブルコイン「DDSC」を通じて、1億1,000万AED(約47.7億円)規模の取引を実行したと5月21日に発表した。

DDSCは、IHC、ファーストアブダビバンク(First Abu Dhabi Bank:FAB)、シリウスインターナショナルホールディング(Sirius International Holding)による戦略的協業を通じて展開されているステーブルコイン。3社は今年2月11日、UAE中央銀行(CBUAE)からDDSCの稼働開始の承認を受けたと発表した。

DDSCは現在、ADI財団(ADI Foundation)開発の機関向けレイヤー2ブロックチェーン「ADIチェーン(ADI Chain)」上で運用されており、今回の取引も同チェーン上で実行されたとのこと。

今回の取引により、DDSCとADIチェーンを支えるインフラが開発段階から実運用段階へ移行したことが示されたと、IHCは説明している。また、DDSCとADIチェーンが大口かつ高頻度の金融フロー、越境決済、財務運用、貿易決済などに対応できることも示されたと、同社は位置付けている。

IHCは今後DDSCとADIチェーンについて、機関利用者の参加拡大や用途の拡張を進めるとともに、中東と主要な国際市場を結ぶ越境決済・貿易回廊の開発に注力するとのことだ。

参考:IHU
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。